
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
「3.11キヲクのキロク」市民が撮った3.11大震災 記憶の記録 単行本(ソフトカバー) – 2012/3/3
NPO法人20世紀アーカイブ仙台
(著, 編集)
2011年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災により、壊滅的被害を被った 宮城県をはじめとする東日本。
この震災を、風化させることなく「市民が記録した写真を後世に残す」ことを目的に、3月22日から インターネット上で画像提供の呼びかけを致しました。 震災直後にも関わらず、多くの方から画像をご提供頂き、それらの画像をHPにアップしました。
被災した方ご自身に【映し残さなければ】という意識が働き撮影された数々の非日常の被写体。 報道写真とは異なる目線で撮られた写真には震災の大きさを物がたる惨状の他、震災後の町の 様子や生活を営む人々の姿も映されました。
震災から約1年。未だ復旧もおぼつかず、あの恐怖の体験は誰もが忘れたい記憶ですし、今はまだ必要のない資料かもしれません。 しかし、私達は「被災地責任」として、自らの震災体験を収集・保存・記録することで復興に 向けての一助になればと考え、この度多くの皆様のご協力のもと、記録集としてまとめることができました。
本書が復興までの道程の証として、また、将来役立つであろう記憶遺産としてお役に立てればと願っております。
この度の「東日本大震災」で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、被災された皆様が 1日も早く復興されることを心よりお祈り申し上げます。
(提供画像約18,000枚のうち約1500枚掲載)
主なコンテンツ
1.震災画像アーカイブ(市民が撮った震災記録写真) ・・・県内市町別に分け、皆様からご提供いただいた震災画像を カラーで掲載。(約250ページ)
2.テキストアーカイブ(震災体験記録) ・・・画像ご提供者の中から約50名の皆様の体験記録。(約50ページ)
3.震災関連新聞記事 ・・・河北新報の記事より震災関連の記事を抜出し、震災&復興記録と して掲載。(約20ページ)
4.歴史から見る3.11震災 ・・・沓形遺跡、貞観地震、慶長地震の記録を地層・文献から簡潔に読み解き。(約6ページ)
5.津波浸水エリアマップ ・・・宮城県内の津波浸水エリアを簡潔に紹介します。(6ページ)
この震災を、風化させることなく「市民が記録した写真を後世に残す」ことを目的に、3月22日から インターネット上で画像提供の呼びかけを致しました。 震災直後にも関わらず、多くの方から画像をご提供頂き、それらの画像をHPにアップしました。
被災した方ご自身に【映し残さなければ】という意識が働き撮影された数々の非日常の被写体。 報道写真とは異なる目線で撮られた写真には震災の大きさを物がたる惨状の他、震災後の町の 様子や生活を営む人々の姿も映されました。
震災から約1年。未だ復旧もおぼつかず、あの恐怖の体験は誰もが忘れたい記憶ですし、今はまだ必要のない資料かもしれません。 しかし、私達は「被災地責任」として、自らの震災体験を収集・保存・記録することで復興に 向けての一助になればと考え、この度多くの皆様のご協力のもと、記録集としてまとめることができました。
本書が復興までの道程の証として、また、将来役立つであろう記憶遺産としてお役に立てればと願っております。
この度の「東日本大震災」で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、被災された皆様が 1日も早く復興されることを心よりお祈り申し上げます。
(提供画像約18,000枚のうち約1500枚掲載)
主なコンテンツ
1.震災画像アーカイブ(市民が撮った震災記録写真) ・・・県内市町別に分け、皆様からご提供いただいた震災画像を カラーで掲載。(約250ページ)
2.テキストアーカイブ(震災体験記録) ・・・画像ご提供者の中から約50名の皆様の体験記録。(約50ページ)
3.震災関連新聞記事 ・・・河北新報の記事より震災関連の記事を抜出し、震災&復興記録と して掲載。(約20ページ)
4.歴史から見る3.11震災 ・・・沓形遺跡、貞観地震、慶長地震の記録を地層・文献から簡潔に読み解き。(約6ページ)
5.津波浸水エリアマップ ・・・宮城県内の津波浸水エリアを簡潔に紹介します。(6ページ)
- 本の長さ330ページ
- 言語日本語
- 出版社NPO法人20世紀アーカイブ仙台
- 発売日2012/3/3
- ISBN-104990506413
- ISBN-13978-4990506414
商品の説明
著者について
宮城県・仙台市の昭和時代を映した8ミリ映像や写真、音楽を活用した展示・上映会を開催。
3.11震災後は、震災アーカイブ活動の他、被災地に映画を届けるプロジェクト「シネマエール東北」にも参加し、昭和の映像・画像・音楽を活用した仮設住宅でのコミュニティ作り活動も行う。
3.11震災後は、震災アーカイブ活動の他、被災地に映画を届けるプロジェクト「シネマエール東北」にも参加し、昭和の映像・画像・音楽を活用した仮設住宅でのコミュニティ作り活動も行う。
登録情報
- 出版社 : NPO法人20世紀アーカイブ仙台 (2012/3/3)
- 発売日 : 2012/3/3
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 330ページ
- ISBN-10 : 4990506413
- ISBN-13 : 978-4990506414
- Amazon 売れ筋ランキング: - 408,399位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 61,295位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
震災関係の書籍は多々出版されておりますが、その多くは沿岸部の被害状況をドラマティックに撮影されたものです。
しかし、この本は仙台市中心部などの写真が多く掲載されています。他の書籍には類を見ない貴重なものだと思います。
掲載されている写真のサイズは小さいですがその代わり数は多いです。
各エリア(仙台市青葉区・宮城野区…)ごとに、地震発生から復興までの時系列で、簡単なコメントとともに並んでいます。
地震直後に停電になったため外でカットを続ける美容師さんなどの写真は人間の逞しさを感じさせます。
電気、水道、交通機関などのインフラが停止するとどういう状況になるのか?
そして、どう市民は立ち向かったのか?
機会があれば是非お読みいただいて一考いただければと思います。
(余談)
私自身は仙台市中心部で勤務中に地震に遭遇し、揺れであらゆるものが転倒した事務所を片付けながら、ほとんど仙台市中心部で過ごしました。
水や電気はすぐに復旧しましたが、食料の確保に苦労したことが強く印象に残っております。
この本を読んで、当時の状況をあらためて思い起こした次第です。
また、全国各地の応援部隊やボランティアの写真もありました。
私からも皆様のご支援に感謝申し上げます。
しかし、この本は仙台市中心部などの写真が多く掲載されています。他の書籍には類を見ない貴重なものだと思います。
掲載されている写真のサイズは小さいですがその代わり数は多いです。
各エリア(仙台市青葉区・宮城野区…)ごとに、地震発生から復興までの時系列で、簡単なコメントとともに並んでいます。
地震直後に停電になったため外でカットを続ける美容師さんなどの写真は人間の逞しさを感じさせます。
電気、水道、交通機関などのインフラが停止するとどういう状況になるのか?
そして、どう市民は立ち向かったのか?
機会があれば是非お読みいただいて一考いただければと思います。
(余談)
私自身は仙台市中心部で勤務中に地震に遭遇し、揺れであらゆるものが転倒した事務所を片付けながら、ほとんど仙台市中心部で過ごしました。
水や電気はすぐに復旧しましたが、食料の確保に苦労したことが強く印象に残っております。
この本を読んで、当時の状況をあらためて思い起こした次第です。
また、全国各地の応援部隊やボランティアの写真もありました。
私からも皆様のご支援に感謝申し上げます。
2012年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私自身は生まれも育ちも東京ですが、仙台にすごく近しい気持ちを抱いています。
それは生涯交流していける親友たちが住んでいるからです。
仙台には10回以上足を運んでおり、関東をのぞけば人生でもっとも足を運んだ土地です。
3.11夜、全員の安否が確認できたので、その点でのみホっとしました。
しかし、TVニュースでは福島原発事故の模様、激甚な被害が出てしまった地域に多く割かれており、彼ら、彼女らが住んでいる街の情報はほとんど目にできませんでした。
今回この写真集で、初めて3.11の様子を知ることができました。
私が行ったことのある場所もたくさん掲載されていました。
泉中央駅の立派な歩道橋、区役所前も行きました。
写真はなかったのですが、駅前のヨーカドー、通り沿いのミスタードーナツ、オリンピック選手が練習したというスケートリンクや、併設されているスーパーで買い物もしたことも思い出しました。
東京に住んでいる私が言うと空々しいかもしれませんが、本当に胸が痛くなりました。
この写真集から学べることはたくさんあると思います。
それがどんなことなのか、まだ見つけられていません。
でも、大切な意味があるような気がしてなりません。
1枚1枚の写真が表す事実、秘められた思いのようなものをくみ取っていければ、と考えています。
それは生涯交流していける親友たちが住んでいるからです。
仙台には10回以上足を運んでおり、関東をのぞけば人生でもっとも足を運んだ土地です。
3.11夜、全員の安否が確認できたので、その点でのみホっとしました。
しかし、TVニュースでは福島原発事故の模様、激甚な被害が出てしまった地域に多く割かれており、彼ら、彼女らが住んでいる街の情報はほとんど目にできませんでした。
今回この写真集で、初めて3.11の様子を知ることができました。
私が行ったことのある場所もたくさん掲載されていました。
泉中央駅の立派な歩道橋、区役所前も行きました。
写真はなかったのですが、駅前のヨーカドー、通り沿いのミスタードーナツ、オリンピック選手が練習したというスケートリンクや、併設されているスーパーで買い物もしたことも思い出しました。
東京に住んでいる私が言うと空々しいかもしれませんが、本当に胸が痛くなりました。
この写真集から学べることはたくさんあると思います。
それがどんなことなのか、まだ見つけられていません。
でも、大切な意味があるような気がしてなりません。
1枚1枚の写真が表す事実、秘められた思いのようなものをくみ取っていければ、と考えています。
2012年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多くの方々に、この本に掲載されている、
1枚1枚の「記憶」に触れて頂ければと思います。
日常から非日常へのターニングポイントになった3.11、
メディアでは決して伝えきれない、伝えられない、
その場で暮らしている、一人一人の記憶を記録した一枚一枚。
市民が撮った写真なので、
被災地での生活感が、私たちの肌に、
リアルな感覚で迫ってくる写真集です。
先日、私が居住している近くの、
同書の巻末に写真展の開催場所としても掲載されている、
「川崎市男女共同参画センター(すくらむ21」に、
1冊寄贈しましたので、お近くの方は手にとって下さい。
1枚1枚の「記憶」に触れて頂ければと思います。
日常から非日常へのターニングポイントになった3.11、
メディアでは決して伝えきれない、伝えられない、
その場で暮らしている、一人一人の記憶を記録した一枚一枚。
市民が撮った写真なので、
被災地での生活感が、私たちの肌に、
リアルな感覚で迫ってくる写真集です。
先日、私が居住している近くの、
同書の巻末に写真展の開催場所としても掲載されている、
「川崎市男女共同参画センター(すくらむ21」に、
1冊寄贈しましたので、お近くの方は手にとって下さい。
2012年3月6日に日本でレビュー済み
全国の人にみていただきたい震災後の私たちの生活です。
震災で打ちひしがれた市民、そんな中でも生活した市民。
ライフラインが戻った時の感激・・・。
あとがきにも書かれていますが、まさに市民力が結集した
3.11記録集だと思いました。
震災で打ちひしがれた市民、そんな中でも生活した市民。
ライフラインが戻った時の感激・・・。
あとがきにも書かれていますが、まさに市民力が結集した
3.11記録集だと思いました。